Visionalでは、2026年3月までに大学、大学院を卒業見込みの方(2026年4月入社想定)向けにこの夏開催するエンジニアとデザイナー合同のサマーインターンシップ(以下、インターン)の参加者を募集中です。
この記事では、インターンの詳細内容や得られる経験の紹介、また説明会などで学生さんから多くあがる質問についてお答えします。インターンへの応募を検討中のみなさまに、少しでも有益な情報をお届けできれば幸いです。
「Engineer & Designer Internship 2024」について
最初に、インターンの概要を紹介します。
このインターンは、エンジニアとデザイナーが1つのチームとなり、はたらく人や組織に関するHR領域の課題をテーマに、課題の特定から解決策の提案までを一貫して5日間で取り組んでいただくものです。
エンジニアとデザイナーが合同でインターンを実施するというのは珍しいというお声をいただくことがあります。Visionalでは、モノづくりに関わる全員が、エンジニアリングやデザインといった自身の得意領域を活かしながらも、役割に囚われずモノづくりの一連の工程で必要な様々なことを担っています。得意領域を越えた様々な業務を通じて視点を広げ、モノづくり全体を捉えた統合した目線を持つことが、ユーザーにとって価値あるプロダクトづくりを推進していけるという考えから、「エンジニア」「デザイナー」といった職種を分けずに「プロダクト職」として新卒採用をしています。
実際の現場でも、職種問わず「ユーザーの本質的な課題を解決する」ことを目的として、課題解決の手段にとらわれず切磋琢磨してプロダクトを作り上げていきます。
こういった当社のモノづくりに対するスタンスを感じていただいたり、職種合同のチームで何かをやり遂げるという、よりリアルな経験をしていただくため、このようなインターンを昨年から企画しスタートしました。
日程
・Term1 2024年8月26日(月) - 8月30日(金)
・Term2 2024年9月9日(月) - 9月13日(金)
・Term3 2024年9月23日(祝月) - 9月27日(金)場所
株式会社ビズリーチ 本社 渋谷オフィス
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F※インターン参加者については、本選考にて一部選考を免除いたします
インターンに参加する3つのメリット
現場のモノづくりにおいて何より大事なのは、「ユーザーの課題を解決する」ことです。
今回のインターンでは、以下の3つの経験を通して、その視点が学べるプログラムとなっています。
- ユーザー視点で考え抜く経験ができる
- 職種にとらわれずモノづくり全体を多角的な視点で考えられる
- エンジニアとデザイナーが合同でリアルなモノづくりのプロセスが学べる
1.ユーザー視点で考え抜く経験ができる
ユーザーの課題を解決する上で、ユーザー視点で考え抜くのはとても大事です。ユーザーをとりまく事実を起点に「なぜ?」を繰り返し仮説を立て、情報収集やインタビューなどを通して仮説が正しいのか確認をする。その仮説検証を繰り返すことで、表面的な要求ではなく、根本的な課題にたどりつくことができるようになります。
今回のインターンシップでは、仮設検証を0ベースで行い、「ユーザーにとって本質的に価値があるものは何か」を徹底的に考えていただきます。また、学生時代では経験しづらいBtoBサービスの企業視点にたって考える難しさも実感できます。
2. 職種にとらわれずモノづくり全体を多角的な視点で考えられる
実際のモノづくりの現場では、異なる職種であっても同じ目的を元に同じ視点で議論をすることで、より価値につながる意思決定ができるようになります。
全員が価値あるモノづくりを目指す上で、例えば、営業であれば「目の前のお客様の課題を解決したい」、デザイナーであれば、より「ユーザーにとっての理想の体験を提供したい」、エンジニアであれば「技術を駆使して課題解決したい」といった、役割によって観点も変わってきます。そういった中でも、自身の役割を越えた目線を持ち、必要であれば領域を越えて必要なことはなんでもやる、というスタンスを持ちながら統合的な視点で議論をすることが、より本質的な価値づくりに繋がります。
今回は、上流の「課題発見」から「解決策」までチームで考えていただくことで、モノづくりにとって大事な多角的な視点を得られるようになります。
3. エンジニアとデザイナーが合同でリアルなモノづくりのプロセスが学べる
実際のモノづくりの現場では、エンジニアだけ、もしくはデザイナーだけでモノづくりをすることはありません。
チームでのモノづくりは「なぜ作るのか」「どんな価値を提供するのか」などの議論を通じた合意形成など、難しいことも多いですが、チームでモノづくりをすることで、個人の能力を越えた価値を生み出すことができます。リアルなモノづくりのプロセスの中で、チームで協働してモノづくりをする難しさとやりがいを体感できます。
プログラムの一部の紹介
みなさんにより学びを得ていただくために、以下のプログラムも用意しております。
経営メンバーからのフィードバック
最終日には、当社のプロダクト組織を牽引するCTOやVPoEに向けて、チームで出した解決策についてプレゼンをしていただきます。目的や課題設定の妥当性、ユーザーの体験、サービスとしての実現可能性など、実際に事業運営を担うメンバーからフィードバックをもらえることで、みなさんのモノづくりに対する考え方の視野が広がると確信しています。
現場で活躍する社員がメンターとして伴走
現場でモノづくりをリードしている社員がメンターとして伴走し、インターンに参加いただくみなさんの成長やキャリアに向き合います。 インターン中の取り組みに対してのフィードバックやフォローだけでなく、インターン前後も「目標設定」や「1on1」を通して参加いただくみなさんをサポートします。メンターも本気でみなさんに向き合うので、時には厳しいアドバイスや悩ませるフィードバックもあり、大変な5日間になるかもしれません。その分、みなさんも本気で挑戦いただければ、絶対に後悔させない5日間にします。
Q and A
イベントや説明会などで、よく聞かれる質問にお答えします。
Q.選考フローを教えてください。
選考フローは以下となります。
2のコーディングテスト/ポートフォリオ提出については選択が可能です。現在の得意 or 興味領域でお選びください。コーディングテストはプログラミングスキルを、ポートフォリオではデザインスキルを中心に見ています。
Q.エンジニア初心者なのですが、コーディングテストは具体的にどういった内容でしょうか?
初級レベルのアルゴリズム問題で、初学者でも調べながら解ける難易度設定になっています。また、言語も自由に指定できますので、得意な言語でぜひ挑戦してみてください。
Q.ポートフォリオ提出に関して、必要な作品数やどういった箇所を重視しているのか知りたいです。
ポートフォリオに掲載する作品は1つのみでも問題ありません。制作物だけではなく、同時に記載いただく思考プロセス(デザインの意図や制作プロセスの説明)も合わせて見させていただきます。
Q.参加する場合、インターンまでに学習しておいたほうがいいことはありますか?
プログラミングや、デザインのスキルに関しては、新たに何かを学習する必要はございません。
学習するとすれば、プログラムにあるような「課題発見」から「課題解決」の一連の流れを勉強してみるのがお勧めです。また、弊社の事業領域に関連するテーマを予定していますので、弊社の事業内容を事前に調べていただくとよいかもしれません。
Q.どういう経歴の学生参加者が多いですか?
特定の経歴を持った学生に偏ることなく、幅広い経歴の学生に参加いただいてます。専門的に学習をしてきている情報技術系・デザイン系学科の学生の他、独学でエンジニアリング・デザインを学んでいる方、まだ学び始めたばかりの方など幅広いバックグラウンドの方たちが参加予定です。
Q.遠方からの参加となる場合、交通費、宿泊費は支給されますか?
遠方から参加される方に関しましては、交通費、宿泊費を支給いたしますので、遠方のみなさんも安心してご応募ください。
昨年の参加者の声
昨年の参加者の声をお届けします。
・課題をチーム内で深ぼっていく過程は、想像以上に難しく、時間もかかったが、本質的な課題が何かを考え抜くために仮設検証を繰り返す経験ができたのは大きなプラスとなった。また、経営メンバーからのフィードバックは的確で、自分自身やチームの改善すべき点がよく理解できたとともに、チームでは考えが及ばなかった視点が多々あったことで、モノづくりにおいては本当に広い視野を持つことの大切なんだと実感することができた。
・このインターンを通して、コミュニケーションの大切さを学べました。最初は、チームで話し合うと発散してしまい議論がかみ合わなかったりする場面もありましたが、チームで意思決定する上での大事なポイントをメンターからのアドバイス教えてもらうなど、新しい気づきが多くてすごくためになりました!
・エンジニアとしてただ単に開発するだけでなく、プロダクトにここまで向き合ったインターンは初めてだった。
・抽象的かつ正解のないテーマに対して考え抜くことは負荷が高くどこまで網羅・深掘り・取捨選択すれば良さそうか踏まえて考えるのはとても大変だった。一方で、メンバーと議論を重ねながら少しずつ納得感のある課題発見や解決策の提案ができたり、意見が対立しても認識をすり合わせて状況整理し、具体的にどこの考え方が異なるのかクリティカルに議論できたことはとても楽しかった。大変さよりも楽しさや学びの方が圧倒的に多いので、満足しています。
最後に
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
記事で述べてきたように、今回のインターンは、与えられたテーマに対して、チームでゼロベースから課題を発見し、解決策を導き出すという、「どんな価値を提供するのか」を徹底的に考え抜く経験をすることができます。
抽象的で答えのない状況からアウトプットを出し続けるのはとても難しいです。しかし、だからこそ、モノづくりの先にある「ユーザーの課題を解決する」という本質を学ぶ絶好の機会となります。
僕自身、新卒でエンジニアとして入社し、これまでモノづくりに携わってきましたが、こういった経験は実際の現場でもとても大切になります。今後モノづくりに関わる学生のみなさんにとっても、必ず役に立つ学びになるのではないかと思います。
最後に、記事を読んでくださったみなさまの中で、チームで価値あるモノづくりに挑戦したい方、以下の中に1つでも当てはまる方は、ぜひこちらのインターン特設サイトご応募よろしくお願いいたします。
- コトにも人にも真剣に向き合いたい
- 複雑な課題解決に挑戦してみたい
- 目的に対して手段を限定せず、何でもチャレンジしてみたい
- 仲間と何かを成し遂げる経験がしたい
みなさまとお会いできる日を、楽しみにしています!