Visional で新卒プロダクト職の採用を担当している西村です。 Visional では、2027年3月までに大学、大学院を卒業見込みの方(2027年4月入社想定)向けに、この夏開催するエンジニアとデザイナー合同のサマーインターンシップ「SOLVE」(以下、インターン)の参加者を募集しています。

この記事では、2025年に開催する本インターンの詳細内容や得られる経験、よくある質問についてご紹介します。インターンへの応募を検討中のみなさまに、参考になる情報をお届けできれば幸いです。

Visional Engineer & Designer Internship「SOLVE」について

最初に、インターンの概要を紹介します。

「SOLVE」というテーマの背景やメッセージ

プロダクト職のサマーインターンは、「SOLVE」というテーマを掲げています。これは、Visional が大切にしている「なぜつくるのか?」を問い続け、仲間とともに価値を生み出すというモノづくりの本質を表しています。モノづくりは、ただ形をつくることではなく、本質を見極めた課題解決こそが、人の行動や社会の仕組みをより良い方向へ導くという考えに基づいています。

このインターンでは、まさに Visional が大切にするこの課題解決のプロセスを実践していただきます。問い続けることだけが、価値をつくる、そんなモノづくりの本質に触れる機会となるべく、鋭意企画中です。

プロダクト職として採用活動およびインターン実施をしている意図

Visional では、「エンジニア」「デザイナー」といった職種を分けずに「プロダクト職」として新卒採用を行っています。これは、モノづくりに関わる全員が、自身の得意領域を活かしながらも、役割に囚われずモノづくりの一連の工程で必要な様々なことを担い、多角的な視点を持つことで、ユーザーにとって価値あるプロダクトづくりを推進できると考えているためです。

実際の現場でも、職種問わず「ユーザーの本質的な課題を解決する」ことを目的に、課題解決の手段にとらわれず切磋琢磨してプロダクトを作り上げています。 このような Visional のモノづくりに対するスタンスを感じていただき、職種合同のチームで何かをやり遂げるという、よりリアルな経験をしていただくため、エンジニアとデザイナー合同のインターンを企画・実施しています。

インターンの概要情報

今年のインターンは、テーマに対して課題の特定から課題解決によって生み出される価値の定義、そして具体的な解決策の提案までの一連のプロセスを、チームで協力して取り組んでいただきます。仲間と共に社会に価値をつくる、難しさと面白さを体験できるプログラムです。

インターンシップで得られること

本インターンに参加することで、以下の3つの経験を通して、Visional が大切にする「モノづくりの本質」や「ユーザーの課題を解決する」という視点を深く学ぶことができます。

1. 価値づくりのプロセスを体験できる

昨年の様子
昨年の様子

変わり続ける社会の中で正解の無い課題に向き合っていくためには、深く考え抜く力が求められます。このインターンシップでは「何が課題なのか」という本質的な問いから始まり、具体的な解決策の提案までを考え抜くことで、学生生活では学びにくい価値を生み出すための仮説検証のプロセスを学べます。表面的な問題ではなく、その根底にある課題は何なのか、「なぜ?」を問い続けながら、ユーザー視点で深く考え抜く経験ができます。

2. エンジニアとデザイナーがチームとなり、多様な視点からリアルなモノづくりが学べる

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実際のモノづくりの現場では、エンジニアだけ、もしくはデザイナーだけでモノづくりをすることはありません。価値を生み出すためには、あらゆる職種の仲間が協働しています。

このインターンシップではエンジニアとデザイナーがチームを組み課題解決に取り組むことで、実際の現場と近い「チームで価値を生み出すこと」の難しさと大切さを実感できます。異なる職種であっても同じ目的を元に同じ視点で議論をすることで、より価値につながる意思決定ができるようになります。

3. 執行役員や活躍社員からのフィードバック・サポート

昨年の様子
昨年の様子

最終発表では、事業運営を担う執行役員から直接フィードバックを受け、モノづくりの視野を広げることができます。また、期間中は現場でモノづくりをリードする社員がメンターとして、みなさんの成長をサポートします。

当社のプロダクト組織を牽引する CTO や VPoE に向けてプレゼンを行い、目的や課題設定の妥当性、ユーザーの体験、サービスとしての実現可能性など、多角的な観点からのフィードバックが得られます。

フォローアップ体制

前述の通り、みなさんにより学びを得ていただくために充実したフォローアップ体制を用意しています。現場でモノづくりをリードする活躍社員や、学生のみなさまのキャリア面談を数多く担当してきた人事が、あなたの将来に向き合います。

Q & A

イベントや説明会などで、よく聞かれる質問にお答えします。

Q.選考フローを教えてください。

選考フローは以下となります。

  1. エントリー
  2. 適性検査
  3. コーディングテスト or ポートフォリオ提出
  4. 面接(複数回)
  5. インターンシップ参加確定

コーディングテスト/ポートフォリオ提出については選択が可能です。現在の得意 or 興味領域でお選びください。

Q.適性検査について概要を教えてください。

適性検査は、会話などから論理的な思考ができるかを判断するものです。学力や知識を問うものではないため事前準備も不要です。集中できる環境と時間を用意して臨んでください。

Q.エンジニア初心者なのですが、コーディングテストは具体的にどういった内容でしょうか?

初級レベルのアルゴリズム問題で、初学者でも調べながら解ける難易度設定になっています。また、言語も自由に指定できますので、得意な言語でぜひ挑戦してみてください。

Q.ポートフォリオ提出に関して、必要な作品数やどういった箇所を重視しているのか知りたいです

ポートフォリオに掲載する作品は1つのみでも問題ありません。制作物自体のほか、思考プロセス(デザインの意図や制作プロセスの説明)もデザインの一部と考えています。

Q.インターンまでに学習しておいたほうがいいことはありますか?

プログラミングや、デザインのスキルに関しては、新たに何かを学習する必要はございません。 学習するとすれば、プログラムにあるような「課題発見」から「課題解決」の一連の流れを勉強してみるのがお勧めです。また、弊社の事業領域に関連するテーマを予定していますので、弊社の事業内容を事前に調べていただくとよいかもしれません。

Q.どういう経歴の学生参加者が多いですか?

特定の経歴を持った学生に偏ることなく、幅広い経歴の学生に参加いただいています。専門的に学習をしてきている情報技術系・デザイン系学科の学生の他、独学でエンジニアリング・デザインを学んでいる方、まだ学び始めたばかりの方など幅広いバックグラウンドの方たちが参加予定です。

遠方からの参加となる場合、交通費、宿泊費は支給されますか?

遠方から参加される方に関しましては、交通費、宿泊費を支給いたしますので、遠方のみなさんも安心してご応募ください。

募集要項

ぜひインターンシップにご応募ください!

ここまでご覧いただきありがとうございました。 今回のインターンでは、テーマに対して、チームでゼロから課題を発見し、解決策を導き出すという、「どんな価値を提供するのか」を徹底的に考え抜く経験をすることができます。

抽象的で答えのない状況からアウトプットを出し続けるのはとても難しいです。しかし、だからこそ、大学や個人開発で学ぶ技術の手前にある「ユーザーの課題を解決する」という本質を学ぶ絶好の機会となります。

この経験は、今後モノづくりに関わる学生のみなさんにとって、必ず役に立つ学びになるはずです。 以下の中に1つでも当てはまる方は、ぜひ Visional のインターンシップ「SOLVE」へのご応募をご検討ください。

インターンに参加いただいた方には、2027年4月新卒入社向け本選考にて、一部選考免除の特別ルートでご案内します。ご興味をお持ちいただいた方は、ぜひこちらのインターン特設サイトより、ご応募よろしくお願いいたします。

みなさまとお会いできる日を、楽しみにしています!

西村 勇人
西村 勇人

2022年にビジネス職として新卒入社。学生時代は高校同窓会コミュニティや軽音学部の運営に携わっていました。ビズリーチでの採用支援を行うCS部で営業と企画を経験し、現在はプロダクト職の新卒採用に従事。リクルーターやイベントの企画、業務改善などを行なっています。趣味は歌、街歩き本の制作、AIプロンプトの作成など。