株式会社ビズリーチでDBAをしているあわっちです。
2018年3月に入社し、現在は組織横断的にDBに関する相談を受けたり、DBAの観点から品質基準を策定したりしています。
今回はDBAとは関係ないのですが社内で行なった、少し変わったGCP勉強会の様子を報告させていただきます。
あらかじめお伝えしておくと、現在ビズリーチでのGCP使用率は全体の2%程度であり 今回参加したメンバーは業務ではもちろん、GCPをほぼ使ったことがない方がほとんどです。
ビズリーチ 天下一武道会(GCP編)
2018年9月19日より Google Cloud Next ‘18 Tokyo というイベントが開催されるので、 この流れに乗っかって社内有志による勉強会を実施しました。
ただの勉強会だとつまらないので、7月にサンフランシスコで開催された Google Cloud Next ‘18 内で行われた Cloud Hero というイベントを参考に課題に対して制限時間内でどれだけクリアできるかというゲーム形式で行いました。
ゲームルール
- お題に対してクリア数を競う
- 基本1人で調べながらやる
- 制限時間は1時間
勝利条件
以下のいずれか
- 一番最初に5までの条件を満たす
- 時間切れになった場合に一番進んでいる
- 項目の条件を満たしている数が多い
- 並んだ場合は創意工夫による芸術点
実際の課題
- Cloud Source Repositoriesであらかじめ用意したサンプルアプリケーションのソースコードを管理する
- Cloud buildでdockerイメージの作成を自動化する
- “release-“がついたタグが付けられるとその名前のイメージを作成し、Container Registryに登録すること
- アプリケーションをGKE上で動かす
- SpinnakerでCDを行なう
- Stackdriverでアプリケーションのログを監視する
- 創意工夫の時間
ゲームの様子
- Cloud Hero って何?や今回のゲームのルール説明
- 開始直後、みんな活き活きとしています
- 終盤、膝の上でPC使うの辛くなってきた様で、椅子を机替わりに作業してました(笑
結果
ほとんど全員が3までの課題をクリアしました。
残念ながらGKEクラスタやSpinnakerのセットアップに時間がかかったり、Spinnakerを使うところでsshに失敗したりといったことで この4の課題の途中でタイムアップとなり、5の課題に辿り着いた方はいませんでした。
まとめ
通常の勉強会のように参加者同士の知見が均一になる様にする形式ではなく、あえてゲーム形式でゴールをstep-by-stepで設定したこと、 自分の力で解くことをルールにしたことにより、楽しみながら自分で調べ実現する力が付いたのではないかなと思います。
新しい技術を導入したいときなど、自分がパイオニアとして動かないといけないシチュエーションは多々ありますね。 そういったときに自分の力で切り開くことができることを実践できたこと、そのこと自体がすごく意味あることだと感じました。
たまにはこういった形式の勉強会を実施するのもいいものですね。