はじめに

執筆者紹介

こんにちは。波田野綾子です。2025年新卒でVisionalに入社し、現在は「ビズリーチ」の採用企業向けプロダクトの開発を担当しています。

プロダクト交流会は、Visionalグループの各プロダクトに所属するエンジニアやデザイナーなどが集まり、日々の仕事で得た学びや挑戦をLT(Lightning Talk。短時間で行う発表形式)で共有する場です。今回の「新卒スペシャル」は、新卒1年目社員が登壇し、配属後の半年間で直面した悩みや挑戦、そこから得た学びを共有する回です。

本記事では、「プロダクト交流会 新卒スペシャル」を振り返りながら、Visionalのカルチャーをお届けします。

※本記事は、2026年2月に開催されたプロダクト交流会 新卒スペシャルの内容を、当時の様子そのままにお届けします。

失敗を通して見つけた、AI時代の仕事への向き合い方

プロダクト交流会では、この記事を執筆する私(波田野)も登壇させていただきました。発表のテーマは、「Vibe Codingから学んだ、仕事の進め方」 です。

登壇の様子

Vibe Codingとは、AIを活用して”Vibe=雰囲気”でコード生成を進めていくスタイルです。アイデアを素早く形にしたり、実装の初期案を短時間でつくったりできる点で、非常に便利な手法です。未経験で入社した私にとっても、複数の実装パターンを知れたり、エラーの原因を手早く探せたりと、学びのきっかけになることも多くありました。

一方で、私はその便利さに頼りすぎて、いつの間にか“雰囲気”だけで開発を進めるようになっていました。 AIのアウトプットを確かめることなく納得し、「合っていそう」という曖昧な判断で開発を進めていたのです。サクサクと開発が進んでいくことに慣れてしまい、いつしかこの”雰囲気”でのスタイルが自分の当たり前になってしまっていました。

プロダクト交流会LT資料
プロダクト交流会LT資料
Vibe Codingによる失敗経験

”雰囲気”での開発が良くないことはわかっていたものの、どのように開発を進めたらいいのかが分からなくなってしまった私は、一度立ち止まり、開発の進め方そのものを見直すようになりました。

その間、私はチームの同期がどのように開発を進めているのかを意識して見るようになりました。まず、「今自分がわかっていないことは何か」を把握する。 チームメイトに自分の言葉で説明したり、相談したりすることで理解を確かめる。あくまでAIのアウトプットを仮説の一つとして使い、検証を地道に重ねる。 これらを毎日、当たり前のように積み重ねていました。

その後、私は同期の仕事の仕方を参考にしながら少しずつ仕事のスタイルを確立し、難度の高い開発にも挑戦するようになりました。

交流会でほかの登壇者の発表を聞いていると、私と同じように、「仕事の進め方」について悩み、そこから学びを得ていた同期が多くいました。

なかでも特に印象に残ったのが、マーケティング職の小塚くんの発表でした。小塚くんは、AIツールの便利さと、それを使いこなすことの難しさに試行錯誤しながら、仕事の進め方に悩んだ話をしていました。私自身の登壇テーマとも近く、強く共感するところがありました。

ここからは、その学びの背景に何があったのか、学びを得た小塚くんが、今どのように仕事に向き合っているのか、小塚くんにインタビューをしながら自身の言葉で語ってもらいます。

インタビュー:試行錯誤のなかで学んだ、仕事の進め方

プロフィール

小塚 堅斗(愛称:こつけん)

新卒1年目マーケター
「ビズリーチ」サービスの求職者向けプロダクトのマーケティング業務を担当

波田野 綾子(愛称:あやみん)

新卒1年目エンジニア
「ビズリーチ」サービスの採用企業向けプロダクトの開発を担当

—波田野:こつけんの発表、すごく印象的だったんだよね。AIを使う中で「時短できる」と気づきつつも、それだけではアウトプットの質を保てなくて、思考を深める時間を意識してつくったり、逆に時間が足りなくなってスピード感を意識するようになったりと、何度も試行錯誤を重ねていて。

—小塚:AIにお願いするとき、思考停止になることがあるから、前例を疑うこととか、正解が見つからなくても仮説を持つことが大事なんだと思う。特に新卒のうちは分からないことが多いからこそ、完璧じゃなくても、まずは仮説を持つことが大事だなって感じてる。

プロダクト交流会LT資料
プロダクト交流会LT資料
AIを用いながら試行錯誤する様子

—波田野:AIがある時代だからこそ、仮説を持って主体的に動くことが大事になってくるよね。新卒でまだ分からないことが多い中、責任を持ちながらもスピード感を持って進める、というバランスも難しいと思うんだけど、最近、そのあたりを意識して取り組んでいたことって何かある?

—小塚:とにかく、議論の起点になるものを自分から持っていくことかな。僕のチームでは、課題をもとに施策を考えていくんだけど、誰かが最初の案を持ち込まないと議論が始まらない。だから、施策の方向性を考えるための材料や初期案を、自分から用意して持っていくことを意識していた。根拠をそろえたり、どこが論点になりそうかを考えたりしたうえで持っていくようにしていて。そうすると、先輩たちも本気で向き合ってくれて、全体の方向性から細かな部分まで、かなり丁寧にフィードバックを返してくれるんだよね。そのあと動きやすいように、環境やツールを整えてくれることもあって、すごくありがたかった。

—波田野:それだけ率直にフィードバックを返してくれるのは、こつけんに対する期待があるからこそだよね。

—小塚:うん、それはすごく感じる。毎日求められるレベルの高さに、今の自分の能力より「ストレッチ」していると思うことはあるんだけど、それだけ一人の担い手として向き合ってもらえているんだと思う。

—波田野:そういう期待をプレッシャーで終わらせずに、自分の成長につなげていけたらいいよね。お互い、これからも頑張っていこう。

インタビューの様子

おわりに

小塚くんの話で印象的だったのは、主体的に動くことと、周囲に支えられることが自然に両立している点でした。自分から働きかけるからこそ、周囲も本気で向き合い、前に進めるためのフィードバックや支援をしてくれる。 そうしたやり取りの中に、Visionalが大切にしている主体性の姿が表れているように感じました。

今回の交流会を通して改めて感じたのは、職種が違っても、私たち新卒1年目が向き合っていたのは、「正解のないプロダクトづくりを、どう前に進めるか」という共通の問いだったということです。AIは仕事を加速してくれる強力な道具ですが、それだけでプロダクトが生まれるわけではありません。背景を理解し、仮説を持ち、必要なときには周囲を頼る。その積み重ねがあってはじめて、よりよいプロダクトづくりにつなげられるのだと思います。

Visionalには、新卒であっても一人の担い手として期待し、挑戦を支え、失敗を学びに変えていける環境があります。そんな環境のなかで仲間とともにプロダクトを育てていきたいと感じた方は、ぜひ採用ページもご覧ください。志を共にする仲間にお会いできることを楽しみにしています。

ビズリーチでは、新しい仲間を募集しています。

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ビズリーチ採用サイト
波田野 綾子
波田野 綾子

2025新卒エンジニア。ビズリーチのB側でweb開発をしています。人が好き。よく喋り、よく食べます。