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2024/10/24
エンジニアと業務スペシャリストとの共創 -給与計算システムでの事例-
はじめまして。HRMOS労務給与プロダクト部でエンジニアをしているgenと申します。 2022年4月に株式会社ビズリーチに中途入社して以降「HRMOS労務給与」の開発を行ってます。 給与計算システムの開発には広範な給与計算業務の知識が必要であり、定期的な法改正への対応も求められますが、前職では食品卸のお客様に対して業務システムの開発を行っており、入社時点では給与計算の知識を全く持っていませんでした。
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2024/09/26
検索ランキングの比較のためにInterleavingの導入と評価をした際の工夫
はじめに 検索基盤グループの加藤です。 ビズリーチプロダクトでは2年ほど前に検索機能に関する開発や改善を行うチームが組成されました。 最初はプラットフォームの検索APIリプレイスから始め、現在はサービス内の検索結果ランキング(並び順)の継続的な改善に取り組み始めています。
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2024/08/15
アジャイル開発の「安定感」を高める、「スプリントゼロ」
「HRMOSタレントマネジメント」目標・評価チームでは日々スクラムを実践し、アジャイル開発を目指しています。 私たちのチームは開発の中で、以下の課題に直面しました。 🚨 開発者にとって、他の開発者やプロジェクトへのサポートや連携に入りづらい 仕様や見積ドキュメントが標準化されておらず、開発案件の進め方や知識が属人化していました。 これにより、開発者がどう他の開発者やプロジェクトへのサポートや連携に入って良いのかわかりづらくなっていました。
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2024/07/31
ログ基盤をEFKスタックからDatadog Logsに安全に移行する工夫と効果
はじめに 採用管理システム「HRMOS採用」は、企業の採用活動の効率化や採用データの可視化・分析により、採用決定数の向上につなげることができるクラウドサービスです。 この度、HRMOS採用のSREチームでは、技術負債解消のためにログ運用基盤のDatadog Logsへの移行を行いました。その取り組み内容を紹介します。 計画以前のログ基盤構成と課題 サービス開始以降、ログの運用管理はEFKスタック1で構築された基盤を利用していました。サービスが成長にするにつれログ増加などの環境変化も伴い、時間経過とともに様々な課題が生まれてきました。
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2024/07/30
保守性を高める開発プロセス - t_wadaさんの「質とスピード」研修からの学びと実践
はじめに 即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」の採用企業様向け管理画面の開発を行っている岡﨑と申します。 早速ですが、みなさんは、プロダクト開発において以下のような経験がありますか? 前提 プロダクトの機能リリースについて、期日が決められていて、プレッシャーがかかっている 経験 リリースを優先するために、「TODO」コメントで技術的な課題を残す 技術的な課題を改善したいが、時間が取れない この記事では、私が所属するチームが上記のような「悩み」や「課題」を持ちつつ、 「高い内部品質が速いスピードを生む」状況を実現するために取り組んだ開発プロセスについて、@t_wadaさんを講師としてお招きした「質とスピード」の社内研修をきっかけに改善に取り組んでいることや今後取り組もうとしていることをご紹介します。
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2024/07/11
第38回人工知能学会全国大会 (JSAI2024) でマーケティングAIに関する研究発表を行いました!
こんにちは! 即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」でデータサイエンティストをしている林勝悟といいます。 2024年5月に第38回人工知能学会全国大会(以下、JSAI2024)が静岡県浜松市で開催され、全国の大学や企業の研究者が一堂に会し、AIに関する研究発表が行われました。 Visionalグループは当学会に協賛し、株式会社ビズリーチから業務の一環として開発したマーケティングAIに関する研究発表やスポンサー展示を行いました。 本稿では弊社の研究発表や興味深かった研究について紹介いたします。
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2024/06/25
メンバー全員が開発リードになれる、「エピック主管」という仕組み
はじめに HRMOSプロダクト本部で人財活用システム「HRMOSタレントマネジメント」のプロダクト開発をしている輿水です。 私たちのチームには、プロダクト開発を進める上で次のような課題がありました。 プロダクトオーナー(以下、PO)の業務が多岐にわたり、ドキュメントの更新が大きな負担となっていた 要件や仕様について最新の情報を把握することが難しく、ステークホルダー間でのコミュニケーションコストが増大していた これらを解決するため、私たちのチームは「エピック主管」という仕組みを導入しました。これは、エンジニアがリードしてドキュメント管理を行い、プロジェクトマネジメントの役割も果たすことで、POやエンジニアリングマネージャー(以下、EM)の業務負担を削減するものです。 本記事では、エピック主管とは何か、そしてその役割や成果について深く掘り下げて紹介します。
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2024/06/12
サマーインターンの魅力を徹底解説!「仲間と挑む”リアル”なモノづくり Engineer & Designer Internship2024」
Visionalでは、2026年3月までに大学、大学院を卒業見込みの方(2026年4月入社想定)向けにこの夏開催するエンジニアとデザイナー合同のサマーインターンシップ(以下、インターン)の参加者を募集中です。 この記事では、インターンの詳細内容や得られる経験の紹介、また説明会などで学生さんから多くあがる質問についてお答えします。インターンへの応募を検討中のみなさまに、少しでも有益な情報をお届けできれば幸いです。
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2024/05/23
不確実なスパイクを確実にDONEする試み in スクラム
スパイクしなければ開発計画が不確実なものになる、しかしそのスパイクがいつ完了するのかわからない、そのような経験はないでしょうか。スクラムでは、ソフトウェア開発の不確実性を乗り越えるためにスパイクを実施しますが、スパイクそのものの不確実性は残ったままです。スパイクとは不確実なものを早期に確実なものに変えるための手法であり、不確実性をはじめからなかったことにできる魔法のアイテムではないからです。
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2024/04/12
モダンな品質組織に変わるには。ビズリーチのSODA構想 ~JaSST’24 Tokyo 登壇レポート~
ソフトウェア業界全体のテスト技術力の向上と普及を目指して、NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)が主催するソフトウェアテストシンポジウム「JaSST’24 Tokyo」が2024年3月14日・15日に開催されました。 株式会社ビズリーチからは、SODA推進グループの高橋裕之が、株式会社カカクコム 荻野 恒太郎様と共に、近年の品質組織に求められていることを「ビズリーチ」や「食べログ」での品質部門改善の事例を交えてお話させていただきました。このブログでは、株式会社ビズリーチの発表内容のご紹介と、当日いただいた質問への回答をご紹介させていただきます。
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2024/03/21
ゼロから始める社内セキュリティ留学 制度づくりの工夫と参加者の声
セキュリティ人材の不足が社会的な問題になっているのは皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。日本は3年連続で1組織あたりのサイバー攻撃が世界一の状況にありながら、欧米と比べ国家的な支援制度・法制度が乏しく、せっかくの人材も海外へ流出し、国内の少ない人材のパイを奪い合っているのが現状です。 Visionalグループでは、全社横断組織としてセキュリティ室があります。今回はそんな社会課題の解決と、Visionalグループが目指す事業とセキュリティの真の「共存」への1つの解決案として、セキュリティ室が実施する「サイバーセキュリティ社内留学制度」をご紹介できればと存じます。一方通行の文章とならないよう、実際に参加された留学当事者にも忌憚無く語っていただきました。皆様の組織のセキュリティ施策のご参考になれば幸いです。
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2024/03/07
ビズリーチAI組織のDS/ML関連の論文・登壇実績を紹介します 〜NLP2024に向けて〜
Visionalグループ 株式会社ビズリーチのAI組織は2016年の発足以降、特にデータサイエンス(DS)・機械学習(ML)における専門性の高い豊富な知識を持つ仲間が集まっています。近年では東京大学マーケットデザインセンターとの共同研究など研究開発も進めながら、AI技術のプロダクトへの実装も急速に進めており、株式会社ビズリーチのビジョン/ミッションの実現に向けお客様への価値提供を高めています。 今回は、「言語処理学会第30回年次大会(NLP2024)」での論文発表に向け、これまでの当社のAI技術に関わる内容をまとめました。