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2023/05/23
100万ユーザーをログアウトさせずに新認証基盤に移行した話
即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は2009年にサービスを開始し、スカウト可能会員数は190万人以上(2023年1月末時点)のユーザーにご利用いただくサービスに成長しました。 今回、その「ビズリーチ」の認証基盤としてIDaaS(Identity as a Service)のOkta Customer Identity Cloud(Powered by Auth0)(以下Auth0という)の導入を行いました。 本記事では認証基盤を刷新するに至った背景とAuth0を用いて100万を超えるユーザーをログアウトさせることなく移行した方法についてご紹介いたします。
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2023/04/18
SODA: ビズリーチが目指すプロダクト組織の「計器飛行」(後編)
このブログで紹介しているSODA構想はプロダクト組織の成熟度を高め、経営判断を下すための材料を可視化するアーキテクチャであり、事業成長を促進することができます。一般的なプロダクト組織に有効な SODA Prototype と、それをビズリーチ向けにテーラリングした SODA BizReach があり、また、航空機の計器類に相当する ((SODA)) Evidence Viewer などの具体的な例を紹介していきます。全3回(前編・中編・後編)の後編。
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2023/04/18
SODA: ビズリーチが目指すプロダクト組織の「計器飛行」(中編)
このブログでは、ソフトウェア開発の生産性指標に変わってデファクトとなった「DORAメトリクス」について触れます。State of DevOps Report と LeanとDevOpsの科学[Accelerate] という研究結果が導き出した、開発チームのパフォーマンスを評価するための2属性、品質(安定性)とスピード(スループット)を解説します。この指標は Four Keys と呼ばれ、これらの計測によって開発チームは真の自己管理を手に入れることができます。全3回(前編・中編・後編)の中編。
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2023/04/18
SODA: ビズリーチが目指すプロダクト組織の「計器飛行」(前編)
このブログでは、ビズリーチが推進するSODA構想(SODA : Software Outcome Delivery Architecture)についてプロダクト組織の観点から説明しています。プロダクト組織が進むべき未来に向かうための「計器飛行」とは何か、計器飛行のポイントやプロダクト組織が目指すべき方向について解説します。また、航空機が「空の上でなんの標識もないのに」ちゃんと目的地に行ける秘密と照らし合わせて、プロダクト組織における「ロードマップ」と「マイルストーン」の重要性に触れます。全3回(前編・中編・後編)の前編。
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2023/04/11
滑らかなDevOpsを実現するE2Eテストの構築と運用
はじめに 「HRMOS タレントマネジメント」(以下、「HRMOS」)では1年間かけて、自動 E2E テストの導入から開発・運用をしてきました。 最終的には、画像のように ChatOps でいつでも簡単に開発者が E2E テストを実行できる環境が整備されました。
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2023/02/14
エンジニアの枠を囚われないプロダクト開発 - 事業づくりに求められる「越境」をするには
私は「大きな社会の課題解決に挑む会社であること」、「不確実な状況下で事業づくりにチャレンジができること」に惹かれて新卒でVisionalに入社してから、約3年半新規事業でソフトウェアエンジニア兼プロダクトマネージャーとして手探りながらも事業開発に関わってきました。本記事では、その経験を元に、エンジニアから見たプロダクト開発における越境についてご紹介します。
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2023/02/02
Amazon Cognito user pools のユーザーをシームレスに移行する方法
今回は以前ご紹介した記事「HRMOS」の従業員データベースシステムのAWSリージョンをオレゴンから東京に移行した話の中でも少し触れていた、 「Amazon Cognito user pools ユーザーの別アカウントへの移行」 について、具体的にどのように行ったかをご紹介します。 Amazon Cognito user pools のアカウント間移行は、我々にとって初めての経験の連続でした。世の中で発信されている情報も少なく、社内にも知見が無いため、AWS サポートの方と連携を取りながら進める必要のあるものでした(対応可不可の判断の多くで AWS サポートへの確認も行っています)。この貴重な経験がお役に立てると思い、今回の取り組みで得た知見を共有させていただきます。
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2023/01/10
「モノづくり」のプロセス改善活動を紹介します - RSGT2023に向けて -
Visionalグループ 株式会社ビズリーチは、お客様への価値提供を高めていくために、モノづくりのプロセスをよりよくするための活動を行っています。今回は、「Regional Scrum Gathering Tokyo 2023」への登壇と合わせ、これまでの登壇やブログで発信したプロセス改善に関わる内容をまとめました。
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2022/12/23
ソフトウェアデリバリーパフォーマンスに関する考察(後編)- Four Keysと向き合うとはどういうことか
去る2022年9月29日(アメリカ時間)にState of DevOps 2022が公表されました。 State of DevOpsとは、年に1回DORA(Google Cloud内のチーム)が発表しているソフトウェアのデリバリーパフォーマンスに関する調査結果レポートです。State of DevOpsでは、ソフトウェアデリバリーパフォーマンスの指標でもあるFour Keysや、Four Keysの改善効果が高いとされるケイパビリティについての詳細な内容が記載されています。 株式会社ビズリーチでは、日々プロセスをより良くするための活動を行っており、今回State of DevOps 2022の発表に伴い私が所属するプロセス改善部内でState of DevOps 2022に関する調査と議論を行いました。今回はプロセス改善部でまとめた内容を前編と後編の2部に分けて紹介したいと思います。 後編では、State of DevOps 2022およびFour Keysに対するプロセス改善部としての考えを紹介します(前編はこちらをご覧ください)。 なお、本記事ではElite、Highなど高パフォーマンスクラスターを総称して「Elite」と表記します。
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2022/12/22
ソフトウェアデリバリーパフォーマンスに関する考察(前編) - State of DevOps 2022では何が示されたのか
去る2022年9月29日(アメリカ時間)にState of DevOps 2022が公表されました。 State of DevOpsとは、年に1回DORA(Google Cloud内のチーム)が発表しているソフトウェアのデリバリーパフォーマンスに関する調査結果レポートです。State of DevOpsでは、ソフトウェアデリバリーパフォーマンスの指標でもあるFour Keysや、Four Keysの改善効果が高いとされるケイパビリティについての詳細な内容が記載されています。 株式会社ビズリーチでは、日々プロダクト開発のプロセスをより良くするための活動を行っています。今回State of DevOps 2022の発表に伴い私が所属するプロセス改善部内でState of DevOps 2022に関する調査と議論を行いました。今回はプロセス改善部でまとめた内容を前編と後編の2部に分けて紹介したいと思います。 前編ではState of DevOps 2022に焦点を当て、新しく判明した内容を大きく4つ取り上げます。なお後編では、それらの結果に対するプロセス改善部としての考えを紹介する予定です。
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2022/12/13
Spring Cloud Gatewayを用いた API Gatewayの構築
前回の記事では、「HRMOSタレントマネジメント」内にあった複数の認証基盤を統合させるための大まかな流れを紹介しました。API Gatewayパターンの実装には複数の選択肢がありますが、我々はSpring WebFluxベースのフレームワークであるSpring Cloud Gatewayを使用しました。本記事では、Spring Cloud Gatewayを選択した背景、実際にSpring Cloud Gatewayを使用して得られた知見を紹介します。
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2022/12/13
認証基盤の統合をダウンタイムゼロで実現した6ヶ月に渡る準備
「HRMOS」シリーズでは多数存在する機能間での体験を統一するための様々な取り組みを続けています。 今回、HRMOSプロダクト本部プラットフォーム開発部では、ユーザー体験の向上とアーキテクチャ改善を目的として 「HRMOSタレントマネジメント」 内に複数あった認証基盤を統合しました。